アウトドアにウインドブレーカーが役立つ理由
登山やキャンプといったアウトドアなアクティビティを楽しむ際には、季節を問わずウインドブレーカーを用意しておくことをおすすめします。
特にアウトドア初心者がこれからウインドブレーカーを購入するにあたっては、ウインドブレーカーを購入する意味を理解し、それを踏まえどういったポイントを重視して選定するべきか知ることが重要です。
ウインドブレーカーは、防風・防寒を目的として着用する薄手のウェアとして利用されています。
「自分は寒がりではないから必要ない」という方にこそ、ウインドブレーカーの必要性を知ってほしいです。
アウトドアにもさまざまなジャンルがありますが、登山やキャンプといった自然豊かな場所は、普段よりも気温が低かったり風が強かったりします。
そのため、体感気温は日常生活よりも大幅に下がってしまうリスクが高いため、防風・防寒対策にウインドブレーカーを用意しておく必要があるのです。
また、ウインドブレーカーの表面に使用されている素材には撥水性があり、ちょっとした雨であれば十分に対処できます。
アウトドア中は天候が急変することもありますので、雨天対策としてもウインドブレーカーは活躍します。
本格的なレインウェアほど撥水性・防水性は高くありませんので、大雨が予想される場合にはレインウェアも用意しておくと良いでしょう。
ウインドブレーカーの防風性・防寒性は、より本格的な機能を持ったウェアと比較すると劣ることでしょう。
しかし、薄手の製品が多いウインドブレーカーは「周囲の環境に合わせて着脱し、持ち運びにも便利」という利点があります。
そのため、登山の場合であれば標高が高くなるにつれて気温が低くなる傾向がありますので、最初のうちはウインドブレーカーを荷物に入れておき、登るにつれて気温が低くなったらウインドブレーカーを着用するといった使い方もおすすめです。
ウインドブレーカーはアウトドア用に使うだけでなく、ランニングやスポーツ時のウェアとしても、通勤・通学時の防寒具としても役に立ちます。
さまざまなシーンで快適な移動・活動をサポートしてくれるウェアとして、アウトドア用ウインドブレーカーを持っておくことにはメリットが多いのです。
アウトドア用にウインドブレーカーを購入する際の選び方
一口にウインドブレーカーと言っても、さまざまな製品が販売されています。
種類が異なれば機能性も異なりますので、最適なステータスを持った満足度の高いウインドブレーカーを選定することが重要です。
今回は「アウトドア用に使用する」ことに重点を置いて、ウインドブレーカーを購入するにあたってどういったポイントを押さえておくべきかについて解説します。
サイズの選び方
アウトドア用にウインドブレーカーを購入する際には、ある程度は余裕をもって大きめのサイズの商品を選ぶことをおすすめします。
スポーツ時には「ジャストフィットするサイズ」を選んだ方が、運動時の身体の動きを阻害しないのでポテンシャルをフル活用した動きができ、違和感を感じることによるミスや転倒などの発生リスクを抑えられるでしょう。
しかし、アウトドア用のウインドブレーカーは体温調節の目的が強く現れるため「下に何枚か重ね着する」ことも考慮しなければなりません。
そのため、薄着の状態でジャストフィットするウインドブレーカーだと、重ね着した際に窮屈さを感じてしまうリスクがあります。
どのくらい気温が低い環境を想定するかにもよるのですが、下に何枚か着る余地を残すことを考えて、ある程度は大きめのサイズを選んでおくと快適にウインドブレーカーを着ることができるでしょう。
また、ウインドブレーカーを着用するのがお子さんの場合、これから成長して体が大きくなることも見越してサイズを決めることも必要です。
体の成長の余地を残しておかないと、すぐにウインドブレーカーが窮屈になり、買い替えなければならなくなってしまいます。
ただし、あまりにもオーバーサイズの商品を選んでしまうと、活動時に体の動きに違和感を覚えることになります。
よほど気温が低すぎる場合はウインドブレーカーよりも防風性・防寒性に優れたウェアで対処することを想定して、体温調節にちょうど良い重ね着の余地が残る程度の大きさでサイズ選びをすると良いでしょう。
弊社キットグループでのご注文に際しては、ウインドブレーカーのページにサイズ表を掲載しておりますので、そちらを参考にしてサイズを選んでください。
なお、WEBサイトに記載以外のサイズも特注対応可能ですので、お問い合わせの際にお気軽にご相談ください。
機能性を確認する
ウインドブレーカーは「屋外で快適に活動するために着用する」ことが重要であるため、ウインドブレーカーの特徴である防風性や防寒性、撥水性の良さはしっかりと確認してから購入してください。
ウインドブレーカーは、基本的に防風性と防寒性、撥水性を考慮して素材を選定して製造されています。
しかし、ウインドブレーカーとして販売されていればどの商品でも同じステータスというわけではありません。
メーカーによっては素材だけでなく製法にもこだわってウインドブレーカーを製造していることも多く、そうした製品は機能性に優れていることが多いです。
弊社が手がけるウインドブレーカーの場合であれば、蒸れを排除しながら軽さ・強さ・撥水性を追求するべく、それらを高いレベルで維持するためのポリエステル生地を調達しています。
製造時には経験豊富な国内外の提携工場にて縫製を行うことにより、少々の悪天候にも負けず快適に過ごせるウインドブレーカーを製造することに成功しました。
さらに機能性を追求したい場合であれば、裏地にもこだわることをおすすめします。たとえば弊社の場合であれば、ご注文時にオプションとしてご依頼いただくことで、裏地にメッシュ生地や保温性の高い生地を選択可能です。
メッシュ生地は肌への張り付きを防止するので発汗が予想される環境下での快適な使用を実現し、保温生地は防寒性を高めるので寒さが予想される環境下での使用に適しています。
それ以外にも、防風性・防寒性を高めるためにフード付きを選んだり、袖口や裾から風が入り込んで寒くならないように対策されている製品を選ぶことも重要です。
仮に安く購入できても、ウインドブレーカーとしての機能性を高い水準で確保できていなければ、購入の満足度は大きく下がってしまうでしょう。
通販の場合は試着できないのでわかりにくいポイントも多いですが、品質や使いやすさにこだわってウインドブレーカーを製造・販売しているメーカーは、Webサイトでこだわりポイントをしっかりと説明しています。
通販でウインドブレーカーを選定するにあたっては、事前にWebサイトで情報収集し、機能性に優れていることを確認できるメーカーの製品を選んでください。
デザインは用途に合わせて決める
ウインドブレーカーを選ぶにあたっては、満足感を高めるために機能性を重視して選ぶことはもちろん重要なのですが、「デザイン」も無視できないポイントです。
しかし、ウインドブレーカーを「どのように使うのか」によって、カラー・デザイン選びの際の注意点は大きく異なります。
既製品だけでも、同じメーカーでもさまざまなデザインのウインドブレーカーが販売されています。
デザイン性を重視しているメーカーであれば、他社メーカーにはないような独創的で魅力的なデザインのウインドブレーカーも多いです。
基本的には、気に入ったデザインのウインドブレーカーを購入すると良いでしょう。
アウトドアは複数のメンバーで一緒に行動することも多いですから、仲間に見られて「オシャレ」とか「素敵」とか言ってもらえたら嬉しいですよね。
それを考慮して、ご自身にとって満足できるデザインを選ぶのが基本ではあるのですが、用途と選び方の相性次第では購入後に後悔する可能性があるのです。
まず、アウトドア目的以外にもウインドブレーカーを使用する場合について考えてみましょう。
ウインドブレーカーは軽量で防風・防寒機能に優れたウェアですから、ジャケット代わりに通勤や通学、ランニング時の防寒着としても活用できます。
ウインドブレーカーの中には派手なデザインの製品もありますが、街中で派手なデザインのウインドブレーカーを着ていると目立ってしまいます。
通勤や通学といったシーンで着用することを前提とするのであれば、もっとフォーマルな印象のデザインを選ぶことが重要です。
柄は透かし、もしくは同系色でさりげない色合いであれば、通勤や通学、ランニング時に他人とすれ違っても注目されるようなことは無いでしょう。
一方でアウトドア用だけに使用することを前提にウインドブレーカーを購入するのであれば、派手な方がメリットがある場合もあります。
登山やキャンプでは自然豊かなエリアで活動することになりますので、急な体調不良や遭難といったアクシデントに見舞われることもあるでしょう。
その際に目立ったウインドブレーカーを着用していれば、誰かに発見してもらえる可能性を高められるのです。
これらを考慮すると、「アウトドア用」と「普段着用」の2着のウインドブレーカーをそれぞれ別のデザインで購入するという選択肢も良いでしょう。
お手入れのしやすさ
ウインドブレーカーを購入するにあたっては、お手入れしやすい製品を選ぶことをおすすめします。
特にウインドブレーカーを普段使いすることも考慮している方や、頻繁にアウトドアでウインドブレーカーを着ていく場合、洗濯などのお手入れも頻繁に行わなければなりません
。ウインドブレーカーは使用している素材や製法によってお手入れの難しさが変わってきますので、購入に際しては事前にお手入れの方法を確認しておき、難しくないことを確認してから購入を決めることをおすすめします。
弊社のウインドブレーカーは洗濯機で洗うことは可能ですが、発色や性能を長持ちさせるため「おしゃれ着洗剤を使う」「弱水流で洗う」「洗濯ネットに入れる」「漂白剤を使わない」「乾燥機能を使わない」など、デリケートな衣服と同じような洗い方をオススメしています。
クリーニングに出す場合は撥水加工を依頼すると、使用・洗濯の中で劣化した撥水機能を回復させることが可能です。
オーダーメイドウインドブレーカーもおすすめ!
ウインドブレーカーを買う際は大手ショップで既製品を購入するという選択肢もありますが、より満足度の高い買い物にするためにはオーダーメイドのウインドブレーカーを検討するのもオススメです。
オーダーメイドでウインドブレーカーを注文する場合、どこまで要望に応えてくれるかは業者ごとに異なりますが、既製品にはない特徴を備えたウインドブレーカーを手に入れることができます。
サイズ・機能性・デザインのすべてを理想的な状態で仕上げてもらうことができるので、「買って良かった」と思えるようなウインドブレーカーを購入できるでしょう。
弊社のようにオリジナルのデザインでウインドブレーカーを注文できる場合であれば、自分たちのメンバーならではの見た目のウインドブレーカーが手に入ります。
例えば登山クラブやキャンプ同好会のように特定のメンバーでアウトドアを楽しむにあたっては、お揃いのデザインで活動した方が一体感が高まるでしょう。
既製品の場合は同じデザインで揃えれば良いだけですが、その団体やチーム特有のトレードマークやイメージカラーなどをデザインに反映させたい場合は、オーダーメイドのウインドブレーカーがおすすめです。
オーダーメイドでウインドブレーカーを注文する際には、スケジュールに間に合うように注文しましょう。
当店の場合ですと、デザインが確定し製作依頼をいただいてから5〜6週間を納期の目安とさせていただいております。
ウインドブレーカーを必要とする予定に間に合うように、余裕をもってお問い合わせいただくことをおすすめします。
まとめ
ウインドブレーカーはアウトドアの快適さを確保するために重要なアイテムですから、機能性を第一に考えつつ用途に応じてデザインにもこだわりたいところです。
既製品はすぐに購入できるメリットがありますが、より機能的で好きなデザインで作れるオーダーメイドのウインドブレーカーも、ぜひ選択肢に入れてみてください。